建設現場監督の1日に密着|残業が多い業界のリアルな働き方

コラム

この記事でわかること

建設業界の働き方が気になる人、残業が多い仕事に悩む人へ。
この記事では、建設現場監督8年の実際の1日と、残業が多くなる理由を紹介します。
✅ 現場監督の1日の流れがわかる
✅ なぜ建設業は残業が多いのかがわかる
✅ 体を壊さずに続けるための工夫がわかる


「現場監督って何してるの?」とよく聞かれる

建設会社に入って8年。
現場監督という仕事を続けてきた。

友人からは「現場で見てるだけでしょ?」と言われることもある。
実際は全然違う。現場監督の1日は、朝から晩まで動きっぱなしだ。

そして、この業界は残業が多い。
なぜ多いのか、実際の1日を見てもらうのが一番早いと思う。


現場監督の1日のスケジュール

6:00 起床・出発

現場は朝が早い。7時前には現場に着いていたい。
通勤時間を考えると6時起きが基本になる。

7:00 現場到着・朝礼準備

作業員が来る前に現場を確認する。
今日の作業内容、危険箇所、資材の状況をチェック。

8:00 朝礼・KY活動

全員で朝礼。今日の作業内容と安全確認(KY=危険予知)を行う。
ここで安全意識を共有するのが監督の重要な仕事だ。

8:30〜12:00 現場管理・立ち会い

作業の進捗を確認しながら現場を回る。
図面と実際の施工が合っているかチェック。
業者との打ち合わせ、資材の手配、写真撮影。

12:00 昼休憩

作業員と一緒に休憩。ただし電話対応や書類確認をしていることも多い。

13:00〜17:00 現場管理・打ち合わせ

午後も現場を回りながら管理。
発注者や設計者との打ち合わせが入ることもある。
トラブルが起きればその対応に追われる。

17:00 作業終了・片付け確認

作業員が帰った後、現場の安全確認と片付けをチェック。

17:30〜21:00 事務作業(ここが残業)

ここからが本番。
施工写真の整理、日報作成、工程表の更新、次の日の段取り、書類作成。
現場にいる間はできない事務作業を、全部この時間にやる。

21:00〜22:00 退社・帰宅

早ければ21時、遅ければ23時。
帰宅して食事と風呂を済ませると深夜になる。


なぜ建設業は残業が多いのか

理由① 現場作業と事務作業が分断されている

日中は現場管理で手が離せない。
書類作業は現場が終わってからしかできない。
この構造上、どうしても定時後に事務作業が集中する。

理由② 書類の量が膨大

安全書類、施工計画、工程管理、写真整理、検査記録。
建設業は書類の量が非常に多い。これが残業の大きな要因だ。

理由③ 天候・工期に左右される

雨で作業ができなければ工期が押す。
遅れを取り戻すために、どこかで無理をすることになる。

理由④ トラブル対応が突発的に発生する

資材の遅延、設計変更、近隣対応。
予定外の対応が入ると、その分作業が後ろにずれる。


体を壊さずに続けるための工夫

長く続けるために、意識してきたことがある。

① 現場では正しい姿勢と動作を徹底する

重量物を持ち上げるときは膝を使う。
中腰を長時間続けない。
現場での動作が腰を守る基本になる。

② 帰宅後の回復を習慣にする

どれだけ疲れていても、湯船に浸かってストレッチをする。
翌日に疲れを持ち越さないことが、長く働くための鉄則だ。

③ 体のメンテナンスに投資する

腰サポーター、ストレッチポール、入浴剤。
体を守る道具にはケチらない。
体が資本の仕事だからこそ、メンテナンスへの投資は必要経費だと思っている。


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この仕事のやりがい

残業は多い。体もきつい。
それでも8年続けてきたのは、やりがいがあるからだ。

自分が管理した現場が形になって残る。
何もなかった場所に建物ができあがる。
この達成感は、他の仕事では味わえない。

ただ、やりがいと体の健康は別問題だ。
やりがいがあるからこそ、長く続けるために体を守ってほしい。


まとめ:残業が多い業界だからこそ、体を守る

建設業は構造的に残業が多い。
それはすぐには変えられない。

だからこそ、自分の体は自分で守るしかない。
正しい動作、帰宅後の回復、道具への投資。

この3つで、体を壊さずに長く働ける。

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